タララ・プンカ・ポンカ・ピ
~Sing with TORIRO~
■ 唄と演奏:三木鶏郎グループ、21Cトリロー・オールスターズ■
2006/9/6発売 ¥1,200(税込み) ¥1,143(税抜き) UICZ-4160
キリン・アミノサプリナインCM曲で絶賛オンエア中!一度聴いたら耳から離れない
キミョーキテレツな曲、その名も『タララ・プンカ・ポンカ・ピ』が
50年の歳月の経て、殺到する視聴者からの問い合わせの声に応え急遽リリース決定!!
日本初のコマーシャルソングをつくった”CM音楽の父” 三木鶏郎をリスペクトする“鶏郎チルドレン”たち
(細野晴臣、鈴木慶一、坂本冬美、高野寛、畠山美由紀、ハナレグミ、今野英明、首里フジコ、他)が一堂に会して昨年末行われたトリビュート・ライブの音源、さらに往年ノCMソングを収録!
半世紀前から現在までがひとつにつながるCM曲&テレビ主題化の神様“三木鶏郎”の入門編CDです!
M1-タララ・プンカ・ポンカ・ピ / ダーク・ダックス (34秒)
※キリン アミノサプリナインCM楽曲。三木鶏郎オリジナル楽曲。
M2-森永インスタントコーヒー / 畠山美由紀、首里フジコ、今野英明、高野寛
M3-トムとジェリー / 畠山美由紀、首里フジコ、今野英明、高野寛
M4-鉄人28号 / 今野英明、高野寛、畠山美由紀、首里フジコ、ハナレグミ、小池光子、湯川瀬音、奈歩
M5-明るいナショナル / 鈴木慶一、細野晴臣、坂本冬美、今野英明、高野寛、畠山美由紀、首里フジコ、ハナレグミ、小池光子、湯川潮音、奈歩
※ M2~M5は2005年12月に行われたトリビュートライブ“Sing with TORIRO!”より、CMメドレー
M6-僕はアマチュアカメラマン / 灰田勝彦
M7-小田急ピポーの電車 / ザ・ピーナッツ、ボニー・ジャックス
M8-船橋ヘルスセンター(長生きチョンパ) / 楠トシエ、フォーコインズ
M9-バイヤリースの唄 "そこでバイヤリース" / フランキー堺、ダーク・ダックス
曲解説
1.「タララ・プンカ・ポンカ・ピ」
KRテレビ「てんてん娘」(56年)で宮城まり子が唄う挿入歌として作られたものを、LF(ニッポン放送)のラジオ番組「トリローサンドイッチ」でダークダックスが唄ったバージョン。資料によると1957年10月21〜26日の一週間だけオンエアされた音源。
2.「森永インスタントコーヒー」
1960年にオンエアされた国産初のインスタントコーヒーのCM。この商品とCMによって日本にインスタントという言葉が定着。「Sing with TORIRO」ライブより収録。
3.「トムとジェリー」
1940年代から60年代にかけて米MGMが製作した同名漫画映画の日本版主題歌。オリジナルは梅木マリが唄い、日本の子供たちにとって「トムとジェリー」といえばこの曲、となった。「仲良くけんかしな」という歌詞に、この漫画の世界観が凝縮されている。「Sing with TORIRO」ライブより収録。
4.「鉄人28号」
1963年フジテレビでスタートした横山光輝原作のテレビアニメ主題歌。日本のテレビアニメ草創期に作られた傑作主題歌。提供は江崎グリコ。「Sing with TORIRO」ライブより収録。
5.「明るいナショナル」
1955年松下電器の企業テーマソングとして作られ、以後、同社提供番組のトップに流れ親しまれている。「Sing with TORIRO」ライブに参加したアーティスト全員による豪華版。
6.「僕はアマチュアカメラマン」
1951年、中部日本放送、新日本放送開局と同時にオンエアされた日本初のCM。小西六写真工業提供「冗談ウエスタン」などで流れた記念すべきCMソング第一号。戦前からのベテラン灰田勝彦による歌は一世を風靡。フルコーラス初CD化。
7.「小田急ピポーの電車」
1961年、小田急電鉄CMソング。新宿から箱根まで東京郊外を走る小田急のテーマソングとして、ザ・ピーナッツがヴォーカル、ボニー・ジャックスがコーラスで参加。高度成長期の晴れがましさがスピーディに唄われている。
8. 「船橋ヘルスセンター(長生きチョンパ)」
1962年。千葉県船橋市にあったレジャーランドのCMソング(朝日土地興業)。トリロー・ソングを数多く唄った楠トシエのパンチのある声が魅力的。フルコーラス初CD化。
9.「バイヤリースの唄“そこでバイヤリース”」
1956年、バャリースオレンジ(朝日麦酒)のCMソング。ジャズドラマー出身のフランキー堺によるコミカルな唄に、ダークダックスのコーラスが、明るく楽しい昭和30年代の晴れがましいイメージを彷彿とさせる。
三木鶏郎(1914.1.28~1994.10.7) ~作詞・作曲家~ プロフィール
戦後、焼け跡の歌「南の風が消えちゃった」を作り、1946年NHKラジオ『歌の新聞』に出演。
翌朝朝刊に「彗星の如き天才現れる」のコメントが掲載された。以後、コントに音楽を取り込み社会や政治を風刺する「冗談音楽」でラジオに旋風を巻き起こす。
番組は途中GHQや政府筋の強い風当たりを受け、タイトルを『日曜娯楽版』『ユーモア劇場』と変えながらも 8年間続く。その人気は聴取率80%とも90%だったとも言われる伝説的数字を記録。番組から三木鶏郎グループ(河合坊茶、丹下キヨ子、三木のり平、小野田勇、他)が誕生。
また三木鶏郎楽団を結成(ジョージ川口、小野満、鈴木章治、他)。ともに放送界で活躍し、活動の場を舞台、世界にも広げた。
1951年、民間放送開局にあわせ、日本初のコマーシャルソング「僕はアマチュアカメラマン」を発表。
「ミツワ石鹸」「明るいナショナル」「キリンレモン」他多数のコマーシャルソングを送り出し、コマソン全盛時代を 築いた。
同時に、商品のコピー、ネーミングなど、アイデアコンサルタントも行う。
1960年以降の代表作品に「鉄人28号」「トムとジェリー」「ジャングル大帝」のテーマソング他。
トリローグループに参集したスタッフは、作家に、キノ・トール、能見正比古、永六輔、神吉拓郎、野坂昭如、他。作曲家に、神津善行、いずみたく、桜井順、他と多士済々。また歌手(楠トシエ、中村メイ子、他)や俳優(逗子とんぼ、なべおさみ、左とん平、他)など、門下から多数の放送関係者を輩出した。
三木鶏郎資料館ホームページ http://www.mikitoriro.jp/
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